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ドブ板営業に変わるもの

2020.04.28

西野亮廣さんのYouTubeをよく観ます。

西野亮廣さんは、お笑い芸人であり、絵本作家であり、日本最大のオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」を運営されています。

面白い。

ブログも毎日更新。YouTubeはそれ以上更新されています。

その中で言われていたこと。

以前、ニューヨークで個展を開いた時、当時は全く人脈が無かったから、

さてどうしようか?となり、

やったことはツィッター。

ツィッターの特性は拡散力が強い。

リアルでの知り合いと繋がっていくFacebookとは違い、知り合いでなくてもこちらからの行動により新たなネット上の繋がりをつくっていくことができる。

また、シェア機能の無いInstagramも選択肢からはずれる。

 

ツィッターでニューヨークの日本人と絡むことを始める。

いいね、フォロー、コメント、友達同士になるとメッセージ。

日本人という共通点を大いに生かした行動。

※お笑い芸人であるということは、少しばかりのメリットですが

彼曰く

「SNSはドブ板営業を家にいながらにしてできる」

 

ドブ板営業って何?

新規の顧客獲得を目指し、「ドブ板選挙」同様に”担当地区の企業を一軒一軒しらみつぶしに当たっていく営業手法の事。

実は、リクルート社の強みのひとつは「ドブ板営業」(ローラー営業)だと言われています。

※今はさすがにやってないかな

ビジネスにおける「ドブ板営業」は営業先の企業から断られる確率が高いため、営業マンにとって精神的な負担も大きくストレスが溜まりやすいと言われています。

が「ドブ板営業」を経験することで相当なタフさが身につくともいわれています。

 

では、なぜ、タフさが身につくか?

それは、ほぼうまくいかないということを体験するからです。

私の1冊目の本「リクルート全国TOP営業が初めて教える 必ず買う3%のお客様の見つけ方」

にも書いてありますが、飛び込み営業をしていて、話を聞いてくれるところは、10件に1件くらい。

その中で商談になるのは、3件に1件。

商談からの契約も3件に1件。

※できる営業マンでもこれくらいの比率

普通の営業マンならもっと確率は低い。

 

担当者に会えないことも当たり前。

断られることなど前提。

入口で怒鳴られることも日常茶飯事。

 

なので、名刺交換してくれてありがとう。

話を聞いてくれてありがとう。

の心情になる。

実は、ドブ板営業は心が鍛えられるのです。

 

そう考えると、SNS上で、フォローやいいねが増えない、ブロックされたなど、たいしたことではない。

知り合いにメッセージを送って、既読無視でも傷つく必要はない。

と思うのです。

 

特に今の状況で、リアル訪問などできないので、

営業のスタイルは今後変わっていくのは間違いない。

SNS広報できっかけをつかみ、

オンライン上でコミュニケーション、商品説明、プレゼン。

会わずして契約完了に至ることも増えていくと思います。

 

SNS、オンラインで「伝わる」をますます深めていく必要があるのです。

 

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