広報活動は片手間ではできない

中小企業の広報チームづくりのお手伝いをしています。

そこで、いつも経営者さんにお話するのが、広報活動は片手間にはできないということです。

空いた時間にちゃっちゃっとやってなどありえないですから。

とお伝えしています。

広報活動は、本当に深い。

「伝える」の基本は、５W１H。

What　　　何を

Where　　どこで

When　　　いつ

Who　　　誰が

Why　　　なぜ

How        　どのように

文章の中にこの6要素が入っているかどうか？

ここが大事。

が、広報となると「伝わる」を意識することが大事。

「伝える」は一方的に他方へ受け渡す「行為」だが、

「伝わる」は、自分の伝えたい事がきちんと相手に伝わっている（通じ合っている）「状態」のこと。

相手目線で、わかりやすく、整理して伝えることが大事。

キャッチボールで例えると、ボールを受ける相手が子供と大人では、投げるボールが違う。

受けれるように、退屈しないように考えて投げる。

キャッチボールだとわかるが、実際のコミュニケーションではついつい忘れがち。

広報活動が以前のメディア中心からSNSが中心になり、よりコミュニケーションに近くなった。

「キャンペーンや企画を考え発信する」というのが、広報担当の役割だとすると

５W１Hをイメージするところから始まる。

イメージするためには、

①今の状況で何が求められるか？→外部環境を調べる　

②未来に何が求められるか？→仮説を立てる

③お客様が利用するシーンは？→ストーリーを創造する

そして、ここに自社でできることを当てはめていく

当てはめるために自社と自社商品を徹底的に知らなければいけない。

そう。。まるで経営者のような内容。

それだけ広報の役割は重大。

広報活動を空いた時間にやっといてなどありえない。

広報活動は片手間ではできないのです。

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