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読書感想文「起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男」

2022.08.30

最近の本の中でも、圧倒的に面白かったのがこの本。

「起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男」

ページ数426ページの対策なのですが、面白すぎて、夢中に読んでしまいました。

リクルート創業者の江副さんのお話なのですが、物語なので、どんどん読み進めてしまいます。

そして、この物語の中に、実在の人物もたくさん登場し、わたしがリクルート在職中にいらした方の名前まで、でてくるので、より興味深く引き込まれました。

 

リクルート出身者は、リクルートが好きな方が多い。体育会系の独特な社風。

それは、圧倒的な当事者意識。

 

終身雇用と引き換えに、社員に会社への忠誠を誓わせていた昭和の時代

「モチベーション」を軸に多種多様な人材をいきいきと輝かせて、躍進していったリクルート。

リクルート退職後の人材は「元リク」と呼ばれ、様々な場所で活躍している。

1960年に東大新聞から始まり、各大学新聞に出稿する求人広告を扱うビジネスモデルで創業。

通常、海外などでは、新興企業には、投資をする有力ベンチャーキャピタルがつくのが、常なのに、

なんの後ろ盾もなく、巨大企業になったリクルート。

創業当初の江副さんがよく発していた言葉は

「君はどうしたいの?」

ご自身には、「こうしたい」という思いはあるけれど、それを自分が言うことにより、命令と服従になってしまう。「どうしたい?」と聞くことにより、より素晴らしいアイディアが想像されるばかりではなく、自分ごとになる。

それは、心理学をベースに社員の適正を活かす「個の経営」

まさに、今の時代求められていること。

↓江副さんの言葉より

・自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ

君は隠れた大きな力の持ち主である。まず君自身が持っている隠れた力を自覚することだ。

・いつの場合も引っ込み思案は敵、積極果敢は味方。

・誰に対しても「彼も人なり、我も人なり」と、広い心を持って接するように

 

ネット時代の到来を予見し、コンピュータとそれを操れる人材に猛烈に投資。

常識を軽々と超える思考と行動。時代のはるか先まで見通す先見性。

が、人々の記憶は、起業の天才ではなく、リクルート事件の主犯の印象のほうが強い。

 

この本は、読めば読むほど、江副さんの天才ぶりに驚き、その天才の光と影にふれる。

事実とは思えないほど、壮大でドラマチック。

が、読み終わった後はなんとも言えない寂しく、切ない気持ちになる。

人にとって必要なものとは?

幸せとは?を考えさせられる一冊です。

 

 

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