優益遅延性の観点からみたマネージメント・ゲームのすごさとは

プライベートブログに書いた、さぬきMGの続きをこちらのブログで。

今回のさぬきMGでは、特別に、香川大学の藤原和宏教授の講義が2日目にありました。

テーマは、「優益遅延性の観点からみたマネージメント・ゲームのすごさとは」

MGの効果を学術的にお話いただいた。

マーケティングのお話からスタート。

顧客がモノの購入を決めるのは、問題解決の手段を求めるため。

では、問題解決とは・・・現状となりたい姿のギャップを埋めるようなポジティブに変化していくこと。

が、サービスとモノとの違いは、サービスは、参加型をし、提供者との協働で望むことを生成していくこと。

MG研修は、インスト・主催者だけでなく、参加者もともに空気感をつくりあげていく。

が、これは、私たちのようなセミナー業はもちろん、飲食店さんも同様だと思う。

ともに作り出された空気感を、訪問者は肌で感じて、居心地がいい、悪いを判断すると思う。

教育サービスによって享受される３つの便益。

①機能的便益

②感情的便益

③価値観的便益

と想定されているそうです。

MG研修でいうと、①経営スキルの向上、対人スキルの向上

②ポジティブ情動の喚起

③特にみつからない　という結果に。

MGによって育成されるスキル、つまり１００期やって、人間が変わったといわれるけれど、主にどこが？というと、主に対人スキルの向上では？と仮定をされていました。

「どこの誰？」や「今日は１日」、初めての方との名刺交換、同卓の人との交流など、

MG研修は話す場面がたくさんあるので、なるほど納得。

MGの凄さは、

ゲームという特性を生かした、むずかしいことをたやすく→参加に伴う不快感の低減。

ゲームの勝敗と決算作成のファイリングによる振り返り効果

表彰制度による成長の実態と目標の向上

ロールモデルの存在による、目標の明確化。

１００開帳・交流会・教えあいによる、感情的絆の形成　など。

このような言葉で書くと非常に難しく感じますが、

うまくいかない壁にぶち当たり、なぜうまくいかなかったのか？考え、１００回帳・表彰・仲間の存在により、気持ちを切り替え、小さな成功体験をし、また、続けることにより、上がったり下がったりしながら、人として向上できるという。

なるほどな～。

MGで倒産したら、ひどく落ち込むけど、すんなりうまくいくよりは成長できるということ。

これは、ビジネスでも人生でも同様だろう。

いずれにしても、人が向上するMG研修に出会えたことに改めて感謝しかない。

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