2023年1月度木鶏会「遂げずばやまじ」

2023年最初の木鶏会を開催しました。

今月の表紙は、東京オリンピックメダリストの阿部　詩さん。

全体のテーマは、「遂げずばやまじ」

普段聞きなれない、使いなれないこの言葉は、

目標を持ったら成功するまでは絶対にやめないという意味。

私が読んだところは、「人生死ぬまで通過点」表紙になっている、阿部詩ちゃんと日体大の小島監督との対談。

西先生の言葉「永遠の仕掛品」や千葉さんの「人間死ぬる時がてっぺん」などと同意語。

阿部詩ちゃんという弊社の朝陽と同い年で、この深いテーマが語れるのか？と思いながら読み始めましたが、詩ちゃんの素直さ負けた時の挫折、ケガとの葛藤などの経験からも這い上がってきた根性に感動した。

失敗や挫折がその人の引き出しになる。時には、天命さえ気づかせてくれる。

もちろん、うまくいっている時もうまくいっている理由を振り返ればいいのだけども、

人ってそれほど、謙虚じゃない。

また、彼女にとってのお兄さんの存在はまさにロールモデル。人は1人では成長できない。ロールモデルの背中を見ながらだったら、日々の努力を継続できる。そして、東京オリンピックでの普段通りの実践。大きな大会には、自分ではどうしようもない魔物が出るというのは、スポーツ選手によく聞く言葉だが、彼女は、一戦一戦を集中して勝つことだけに意識を向けることで、魔物は全くいなかったとか。

魔物は自分の心がつくるものかもしれない。という言葉もすごい。

努力ができる天才と日体大のコーチは言われた。

そして、その天才に共通するのは、素直さ。

普段通りの実践をただやるだけというのは、自分が誰よりも努力をしているという自信の表れ。

まさに遂げずばやまじ。

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