中同協広報委員会（全国の広報委員会）の2日目は、神奈川の会社訪問。

日崎工業の三瓶社長のお話をお伺いしました。

日崎工業は、1958年創業の製造業です。

施設案内板、サイン制作などを手がけ、創業70年近く、100年企業を目指しています。

会社の階段には、自分たちがつくった製品の写真が展示。

自分たちがやっていることが、このようにお役立ちになっている。とわかることは、モチベーションになりますよね。

報告は、脱炭素への取り組みと新規事業展開が、他にはなかなか聞くことができない内容で、面白かったですね。

脱炭素への取り組み 。

省エネ設備の導入（LED照明、遮熱塗装、レーザー加工機など） 、太陽光発電の自家消費 、電気購入量の削減 。CO2排出量を6割削減 など。かけた投資はきっちりとその後の経費削減と働きやすさの実現に繋がっています。

屋根遮熱塗装などは、夏場の工場の温度が、38度から30度に。

それぞれの施策は、補助金などを上手に活用されています。

また、新規事業 では、キッチンカー ・自発電するトレーラーハウス ・鳥獣被害対策のためのジビエカー・アウトドア商品製作など。SDGSな新規事業を展開されています。

↑こちらは、自発電するトレーラーカー。

↑こちらは、端材を再利用した、アウトドア商品。

省エネ設備も新規事業も、コロナ禍で、イベントなどがなくなり事業が打撃を受けているところへの投資です。社長の覚悟と勇気も感動しました。

 経営理念の変革のお話も。利益第一主義から社員第一主義へ 。理念経営。 SDGsと社会課題解決型事業への転換を。将来ビジョンも素敵でした。

2030年までにカーボンニュートラル実現 。新規事業で売上の50%を社会課題解決型に。社会的意義を重視した経営戦略は、社員さんのやりがいにつながるだろうなあ。と思いました。

採用費もほとんどかけていなく、採用をされているそうです。

数々の新規事業のアイディア出しはどうしているのか？と質問をさせていただきました。

すると驚くような答えが・・・

社長のSNS（主にFacebook）で、こんな事に取り組んでいるとか、考えているとかを投稿すると、こんなことはできないか？とか、ご紹介をいただけたりするそうです。

伝えることから始まる。未来戦略。

お役立ちは1人のアイディアではできにくい。社内・社外のアイディアの積み重ねなんですよね。

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