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百万の典経 日下の燈~2月致知より

2022.02.22

毎月第3月曜に行っている、木鶏会。

2月号のテーマは、百万の典経 日下の燈とは、百万の経典を読んでも実行しなければ、お日さまの下でローソクを灯すようなもの、何の価値もないという意味。

そう、理入で100万学んでも、実行しなければ意味がないということ。

 

木鶏会というのは、月刊誌『致知』をテキストとし、会社内で人間学を学ぶ月に1回の社内勉強会のこと。やることは、その月の致知を読んで、感想を言い合い、美点凝視で、その感想の感想を言い合う。

そこに、気づくことがたくさんあります。

感想文は、自分がここと決めた特集の事を書きます。

私が書いたのは、

東洋思想研究家・田口佳史氏と広島県教育委員会教育長の平川理恵氏の対談

「古典の名著 大学に学ぶ 修己治人の道」というところ。

平川さんは、元リクルート。営業を経験したあと、入社6年後に、南カリフォリニア大学にMBA留学のエリート。留学支援会社を設立し、その後、売却。平成22年から教育の世界へ。リクルート出身者で教育の世界に入られる方は、時々いらっしゃる。リクルートでの民間の体験を教育に活かす、スピードを持って問題に取り組むことができるので、教育の世界で改革を起こしていくのだろう。

「子供たちの未来のためにやるか?やらないか?」というのが判断基準。西洋式の教育ではなく、世代を超えた寺子屋式教育。寺子屋だが、やっていくことは現代。

理入ではなく行入。常石(地域名)TVというユーチューブアカウントを運営(取材も小学生がする)取材を依頼するのに、手紙を書いたり、見てもらえる工夫をしたり。

コミュニケーション力とマーケティング力、スケジューリング、企画力などを育てていく。

ユーチューブだけでなく、Instagramでのコカ・コーラのマーケティングを考えたりもする。

一生懸命取り組んでいる生徒たちを見て、先生も「わしらも何かやらにゃいけん」と合宿をして、カリキュラムを考えていく。

共に育つですよね。

先生が変わることにより、学校が蘇ると記事には書かれていました。

そう。。先生がまずは楽しまないと、生徒は、学校は、学びは楽しくないものになってしまう。

 

オンライン教育に取り組んでいる日本。

今でこそ、理入教育から行入教育へと切り替えていく必要があるのではないか?と思った。

 

その中で、発信(アウトプット)をするというのは、素晴らしい教育である。

それは、子供だけでなく、大人も同じ。

私達が提唱していることは、人材を向上させていくものだと、改めて実感できました。

 

 

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