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大阪開催★女性経営者全国交流会分科会座長を務めました

2024.06.21

6月13~14日、大阪で女性経営者全国交流会(女全交)が開催されました。

参加者1300名中、女性は半数以上。

通常の中小企業家同友会の行事とは華やかさが違います。

日本の女性経営者の比率は、8.3%。

中小企業家同友会の女性会員比率は11%。

なので、だいたいどんな行事に出ても、女性は10人に1人くらいです。

そんな中、女性比率が50.3%って本当にすごいことです。

女全交は、他の全国行事と同様に、経営者の体験報告の分科会と懇親会、翌日の記念講演という内容です。

その分科会の1つを兵庫で担当することになりました。

報告者は、大の仲良しの(株)メタルテックの松下真由実さん。

松下さんは、出産後、人材派遣の仕事と出会い、その後起業。

共同経営者の自殺、その方が印鑑を持ち出し、会社名義で借りた借金をバイタリティ溢れる営業活動で返済されます。が、その後リーマンショック。

売上が10分の1になるという苦難の時に同友会に入会されます。

藁をもつかむ思いで、無我夢中に色々な同友会の会員さんを訪問。苦悩を打ち明けていきます。

その時にいただいた、誰もあなたの命までとりに来ないよという現、藤谷代表理事の言葉で奮起し、数々な困難を乗り越え、創業から114人の社員を雇用するまでに会社を成長させます。

コロナで売上が激減した後に、児童養護施設の退所児童(ケアリーバー)が社会に対応できず、働く場所にも恵まれないという問題を知り、いてもたってもいれなくなり、ケアリーバーの雇い入れ、企業紹介をするという職親活動を始めます。

ただ、親に虐待を受けて、児童養護施設に行かざるを得なかった子供たちの雇用は一筋縄ではいきません。が、松下さんは、私にできることをやっていくと、ひたすら子供たちに関わっていきます。

西 良旺子
西 良旺子
「なぜ?」「なんのために?松下さんは職親活動をしているのか?」

私はずっとそう思っていました。

そして、そう、思われた参加者の方も少なくなかった思います。

私は、分科会本番が始まる前に松下さんにたずねました。

すると松下さんは、「私にできることあるんちゃうかな」と思ったからと答えました。

 

企業の価値は利益と繁栄だけか?という問題提義をこの分科会は、投げかけたと思います。

働く場が人を成長させる。

私はたっちゃんを見ていていつもそう思います。

多様な人材を雇用し、その方々の「私にできること」を感じれる場所をつくることも大切な企業の役割で、テーマである、持続可能な未来づくりになるのではないでしょうか?

この職親活動は、メタルテックの理念である「ありがとうの和」をより拡げる出会いだったのだと思います。そして、私たちもこの「ありがとうの和」に今回ふれることができました。

目の前に出てきた問題も「私にできること」を考えていくと、大きな山も小さく崩すに繋がる。

それは、個人も経営も社会の問題も同じ。

小さな一歩をみんなが踏み出すことにより、未来が拡がるのではないでしょうか?

↑座長のまとめに今の心境をプラスしました。

分科会をつくっていくプロセスが本当に勉強になりました。本番が一番素晴らしかった。松下さんの横にいて、感動しました。

大阪同友会の皆さんもガッツリと関わっていただき、本当にありがとうございました。

 

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西 良旺子

■ 投稿者
西 良旺子

■ 担当
経営/集客/チーム作りコンサルティング

2006年にビーラブカンパニーを設立し、中小企業向けにソーシャルメディア導入を支援。日本ソーシャルリーダー協会を2013年に設立し、SNS広報担当者の育成に尽力。「ヒトの力が組織の力」を理念に、ストレングスファインダー認定コーチとしても活躍。

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