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一大決心も振り返ってみるとたいしたことない＠感動のオール兵庫

2024.11.22

11月13日に兵庫県中小企業家同友会の年間最大行事、オール兵庫に参加してきました。

1061名の経営者がポートピアホテルに集結。各地同友会でもここまで集まるのは、珍しいです。

基調講演後に13の分科会に分かれて経営体験報告を聞きます。

分科会では、経営体験報告を聞いたあとに、6～8人ほどのグループでグループディスカッションを行い。

感想共有とテーマに沿った自社の取組などを話しし、深めます。

今年の基調講演は香川県のウエストフードプランニングの小西社長。

創業当時から、日々うどんづくりにこだわり続け、「うどんを世界のソウルフードにして、元気を発信したい」という熱い想いで、香川県内14店舗、海外2店舗、社員数200人超のうどん店にまで成⻑させて小西社長のお話。

印象に残ったのは、学びを止めることが一番のリスクであるということ。

人は仕事で磨かれ、人は読書で磨かれ、人は人で磨かれる

という言葉。まさにその通りですよね。手作りにこだわられたうどん製法を機械化した大きなチェンジも経営戦略は環境に合わせてしなやかに変化しなければいけないというメッセージだと思いました。

分科会は海昇の相田社長のお話を聞きました。

海昇さんは、社員さんが弊社のSNS広報担当養成講座を受講していただき、素晴らしいSNS広報活動を実践しています。

相田社長のお話を聞くのは初めてだったのですが、こんなに苦労をされているとは・・・驚きました。

これでもかと容赦なくふりかかってくるリスクに対して、学んで、決めて、行動をし続ける。感動しました。

印象的だったのは、一大決心も振り返ってみるとたいしたことない

という言葉。

配送方法を変えたり、韓国法人をつくったり、新卒採用を始めたり、社屋を建てたり。一筋縄ではいかないことをやり続けている相田さん。

すべては自分の糧なんですよね。

お話の最後。座長のはらの税理士事務所の原野さんが海昇の社員さんにインタビューをされた話をしてくれました。

「海昇のSNSを見たら、こんなに楽しそうな顔で仕事ができるって、いい所に就職できたね。とお母さんに言ってもらえた」

その途端に私の目から涙が・・・

SNSは、集客や採用だけではない。勤めている社員さんのご家族に安心をお届けできる。私たちの仕事の価値を再確認しました。

コロナが終わり、売上は元に戻っている企業が増えていますが、中小企業は利益が戻らないという企業が多い。個人消費の落ち込み。原価が高騰（為替の変動の影響も含む）、そして、人件費。大手はどんどんと給与UPしていくなかで、中小企業も人件費のUPを求められる。

そんな経営環境の中、何をしていくのか？お客様のニーズの中に、自社の強みが発揮されるニッチなところを見つけられるかどうか？他企業の経営体験報告を聞くことが、やる原動力につながる。

リスクを受け入れて、行動あるのみですね。

【社員研修とSNS広報で企業力UPのお手伝い】

■ 投稿者
西良旺子

■ 担当
経営/集客/チーム作りコンサルティング

2006年にビーラブカンパニーを設立し、中小企業向けにソーシャルメディア導入を支援。日本ソーシャルリーダー協会を2013年に設立し、SNS広報担当者の育成に尽力。「ヒトの力が組織の力」を理念に、ストレングスファインダー認定コーチとしても活躍。